お疲れ様です!
今回は、
土地の価格ってどうやって決まるの?
どの価格を参考にすればよいの?
といった方向けの記事です。
土地の価格って、どうやって決まるのか気になりませんか?
不動産投資は慎重な判断が求められる分野。
そのためには、土地の価格形成の基本を理解することが不可欠です。
今回は、不動産投資家が知るべき土地の価格について、わかりやすくご紹介します。
どんな土地の価格があって、価値の高まる土地の特徴は何か、一緒に見ていきましょう!
まずは基本から!土地価格を決める4つのポイント
不動産は一物5価とか4価などと言われていろんな価格があります。
まずはその確認です。
公示価格:
国土交通省が毎年発表する土地の基準価格です。
この価格は、実際の取引価格をもとに算出されるため、土地を買うときの大まかな目安になります。
この価格が土地の値段のベースです。
また前回、令和6年の公示地価について記事にしましたので気になる方はこちらもご覧ください。
相続税路線価
相続や贈与の際に土地の評価額を決めるための価格です。
公示価格よりも少し低めに設定されることが多いですが、この価格を知ることで、税金計算の際の参考になります。
公示価格の80%と思っていただくとよいです。
固定資産税評価額
地方自治体が土地の固定資産税を計算するために用いる価格です。
公示価格の70%前後が目安。
これによって毎年の税金が決まります。
時価
実際に土地が売買される際の市場価格です。
需要と供給のバランスによって日々変動します。
この価格が最も「今」の価格を反映しています。
公示価格の1.1~1.2倍くらいでしょうか。ざっくりですよ。
よく聞く路線価って?
よく収益物件のポータルサイトを見ていると路線価っていうワードが出てきませんか?
これって、相続税路線価のことです。
相続税路線価についてもう少し掘り下げてみましょう。
相続税路線価は、国税庁のウェブサイトにて公開されています。
ウェブサイトにアクセスし、対象となる土地のある地域を選択すると、その地域の路線価が表示されます。
路線価は、主に道路に面した1平方メートルあたりの価格を示していて、土地の評価額を計算する際の基準となります。
相続税路線価の計算の仕方
相続税路線価を使って土地の価値を計算するには、以下のステップに従います。
step1☝️:路線価の確認: 国税庁のウェブサイトで対象土地に面している路線の路線価を確認します。
路線価は1㎡あたりの価格を千円単位で表示しています。
step2☝️:土地の面積を測定: 土地の正確な面積を測定します。
step3☝️:計算: 路線価(1平方メートルあたりの価格)に土地の面積(平方メートル)をかけることで、土地の評価額を算出します。
例えば、路線価が200千円/㎡で、土地の面積が100㎡の場合、土地の評価額は200千円 × 100 = 2,000万円となります。
角地の場合:
角地の場合は、角地加算が適用されることがあり、これによって評価額が上がる可能性があります。
正面と裏面に道路がある土地なんかも利用価値が高くなります。
具体的な加算率は地域や状況によって異なりますので、専門家に相談するのが良いでしょう。
評価額の調整:
実際の相続税の計算では、この評価額に対してさらに調整が入ることがあります。
たとえば、実際の市場価格との乖離を考慮した調整や、特定の条件下での減額などです。
まとめ
不動産投資を成功させるためには、土地の価格を正確に把握することが非常に重要です。
いかがでしたか?
土地購入や投資は、情報をしっかりと集め、計画的に進めることが重要です。
しっかりと準備をして、土地の価格を賢く把握していきましょう!
これで、「買う前に知っておきたい!不動産の土地価格とは?」の記事を終わります。
これから不動産投資に挑戦したい皆様の参考になりますように!
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