こんにちは!大家ふーしゅです。
最近、スーパーやコンビニで「えっ、また値上がりしてる…?」って思うこと、多くないですか?
食料品だけじゃなくて、電気代やガソリン、ちょっとした生活用品まで…なにかと物価が上がっていて、家計のやりくりもひと苦労ですよね。
それは私たち大家にとっても他人事じゃありません。
建築費や修繕費、エアコンの交換費用、保守点検のコストなんかも、じわじわと上がってきています。
でも実は、これは“家賃アップ”という形で賃貸経営を見直すチャンスでもあるんです。
もちろん、なんとなく上げればいいってものではありません。
今の時代、入居者さんは情報に敏感ですし、周りの物件と比べて魅力がなければ、選んでもらえません。
だからこそ大事なのが「競合物件との比較」なんです。
同じエリアでどんな物件がいくらで出ていて、どんな設備が付いているのか、ちゃんとリサーチしてから家賃設定を考える。これが基本中の基本。
今回は、物価が上がる今だからこそ“適正な家賃アップ”でしっかり利益を出すために、どんなことを考えて、どうやって情報を集めればいいのか、オンラインとオフラインの視点から詳しくお話ししていきますね😊
賃貸経営は“買って終わり”じゃない
不動産を買った瞬間、「よし、これで不労所得ゲット♪」なんて思っていた頃、ありませんか?
(私達も正直、最初はちょっと思ってました…笑)
でも実際には、賃貸経営って“買って終わり”じゃないんです。
むしろ“そこからがスタート”なんですよね。
たとえば、せっかくキャッシュフローが出る計算で買った物件も、空室が続いたり、相場より家賃が安すぎたりすると、想定より全然利益が出なかったりします。
それどころか、赤字になることだって…。
だから大事なのは、「ちゃんと入居者に選ばれる物件であり続けること」。
そのためには、“貸す努力”を続けることが必要なんです。
そして、よくあるのが「管理会社さんにお任せしてるから大丈夫!」っていう安心感。
もちろん、信頼できる管理会社にお願いするのは大事なことなんですが、オーナー自身も、ある程度の知識や意識を持っておかないとダメなんです。
たとえば、今のエリアの家賃相場がどう変化してるかとか、入居者が求めてる設備って何かとか、そういった情報を“なんとなく”でもつかんでおくことで、管理会社とのやり取りもずっとスムーズになります。
賃貸経営は「物件を活かして収益を出す」ビジネス。
だからこそ、“学び続ける姿勢”が、将来的な差を生むポイントなんです😊

家賃アップの鍵は“競合物件との比較検証”

家賃を上げたいな〜
と思ったとき、
「とりあえず5,000円アップで出してみよう」とか、
「近くの大家さんが○万円って言ってたからウチも…」
なんて、感覚だけで家賃を決めてしまうのはとっても危険です!
というのも、家賃って「この物件がいくらで貸せるか?」じゃなくて、
「このエリア・この条件の中で、いくらだったら“選ばれるか”」が大事なんですよね。
だからこそ、まずやるべきなのは“比較検証”なんです。
具体的には、あなたの物件と似た条件の募集物件を3〜4件ピックアップしてみましょう。
比較のポイントはこんな感じ👇
そして、坪単価や平米単価を計算してみると、感覚じゃなく「根拠のある家賃設定」ができるようになります。
また、同じエリアに似たような条件の物件がたくさん出ているなら、それは入居者が比較して見ているってこと。
その中でどう差別化できるか、家賃に見合う魅力があるかをしっかり見極めて、「この家賃でも住みたい!」と思ってもらえるかを考えるのがとっても大切です✨

オンラインでできる家賃リサーチ
家賃の比較や相場チェックって、実はおうちにいながらでもけっこうしっかりできます。
今は便利なツールやサイトがたくさんありますからね✨
ここでは、オンラインでできる家賃リサーチの方法をいくつかご紹介します!
🔍 定番サイトで競合物件をチェック
まずは基本中の基本、ポータルサイトでの相場チェック。
これらのサイトで、自分の物件と似たような条件(築年数・間取り・面積・立地など)の物件を検索して、いくらで募集されているか見てみましょう。
築10年以内、駅徒歩10分以内など、フィルターをかけると探しやすいです♪
🧮 SUUMOの「賃料・設備相場チェッカー」
SUUMOには、大家さん向けの機能として「賃料・設備相場チェッカー」という便利なツールがあります。
「うちの物件、独立洗面台ついてないけど…いくらくらい影響あるの?」なんて疑問も、ここでざっくり見えてきます😊
🤖 AI査定ツール「スマサテ for Owners」
もうひとつ便利なのが、AIによる家賃査定ツールの「スマサテ」。
特におすすめなのが、大家向けにリリースされた
「スマサテ for Owners」です!
ちなみに、私たちも実際に使っていますが、とても便利です😊
募集前にすぐ目安がわかるので、「このエリアならこの家賃でいけそうかな?」という感覚がかなりつかみやすくなります。
オンラインでここまでサクッと見られるのは本当にありがたいです!

オフラインでしか得られない“生の声”も重要
オンラインの情報って便利だし早いんですが、
やっぱり現場のリアルな声には、オンラインにはない説得力があります。
そこでおすすめしたいのが、物件周辺の不動産会社さんに直接ヒアリングすること。
🏠 仲介会社に聞いてみよう
物件の近くにある仲介会社をいくつかピックアップして、

このエリアで◯◯(築年数・間取りなど)の物件って、いくらくらいで決まりますか?
と聞いてみるのが効果的です。
…などなど、そのエリアならではのトレンドや空気感がわかります。
💡 ポイントは「3社以上に聞くこと」
1社だけに聞くと、その人の主観が強く出てしまうこともあります。
でも、3社以上に話を聞いてみると、だいたい共通する傾向が見えてきます。
たとえば、 「やっぱりネット無料は外せませんね〜」とか
北国では「最近はエアコンがついてると反応いいですよ」みたいに、
現場の声って、意外と設備改善や家賃アップのヒントになったりするんですよね✨
オンラインと違って少し手間はかかるかもしれませんが、
その分、情報の鮮度とリアリティは抜群!
物件の魅力を引き出すためにも、ぜひ一度現地の声を聞いてみてください😊

信頼できる管理会社の選定も成功のポイント
賃貸経営を安定させるうえで、管理会社の存在ってめちゃくちゃ大きいんですよね。
「管理会社なんてどこも一緒じゃないの?」って思われがちなんですが、
実際は…全然違います!
💼 管理会社選びは“内容重視”で
管理会社を選ぶとき、つい見てしまうのが…
たしかに、こういった要素も大事なんですが、
一番大切なのは“実際にどんな管理をしてくれるか”です。
たとえば…
こういった「中身」が、長い目で見ると収益に直結します。
🤝 “パートナー”として信頼できるかどうか
管理会社とは、いわば経営の相棒のような存在。
だからこそ、「この人たちに任せて大丈夫」と思えるかどうかはとても重要です。
特に家賃アップを考えるときって、管理会社の提案力や柔軟性も試されるところ。
良い管理会社と一緒に「どうすればこの物件を魅力的に見せられるか?」を考えていけると、
結果的に空室対策にもなり、収益アップにもつながります✨

情報をもとに“勝てる募集条件”をつくる
ここまでで、オンライン&オフラインでのリサーチ方法や、
管理会社との付き合い方について見てきました。
じゃあ、その情報をどう活かすの?
となると、やっぱり大事なのは「募集条件の設定」です。
🎯 家賃だけじゃなく、トータルで考える
家賃設定はもちろん大事なんですが、
それだけじゃなく、物件のトータルの魅力をどう高めるかを考えることもポイントです。
たとえば…
「ちょっと高いけど、それでもここに住みたい」と思ってもらえるような+αの価値を意識しましょう。
🧠 比較検証+改善提案で“選ばれる物件”に
リサーチして得た情報をもとに、
…といった分析をしながら、戦略的に募集条件を整えていくことが、
いまの賃貸経営ではとても大切です✨
管理会社にお任せしっぱなしでは得られない情報や判断も、
オーナー自ら動いて集めたからこそ見えてくるものがあります。
ここまでやって初めて、「根拠のある家賃アップ」が実現できるんです😊

まとめ:物価高でも勝てる賃貸経営は“情報収集力”にあり
物価高が続く今、建築費も修繕費も上がり、
「家賃もそろそろ見直したいな…」と思っているオーナーさんも多いはず。
でも、ただ単に値上げするだけではうまくいきません。
大切なのは、ちゃんと“選ばれる家賃”を設定すること。
そのためには…
…こういった、オーナーとしての“情報収集力”がカギになるんです😊
「なんとなくこのくらいかな」で家賃を決めるのではなく、
ちゃんと根拠のある家賃設定と改善提案をしていけば、
たとえ物価高の時代でも、しっかり勝ち残れる賃貸経営ができるはずです。
コツコツと、でも確実に。
一緒に「選ばれる物件づくり」、がんばりましょう✨
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